12 「ジョハリの窓」
ジョハリの窓とは、自分をどのように公開し、隠蔽するか、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデル。
ジョハリの窓の誕生
1955年夏にアメリカで開催された「グループ成長のためのラボラトリートレーニング」席上で、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト
(Joseph Luft) とハリー・インガム (Harry Ingham) が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」のことを、後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになった。
ジョハリ (Johari) は提案した2人の名前を組み合わせたもので、ジョハリという人物はいない。
ジョハリの窓と自己の関係
自己には、「公開された自己 」(open self)、「隠された自己」がある
(hidden self) とともに、「自分は気がついていないものの、他人からは見られている自己 」(blind
self) もあるし、「誰からもまだ知られていない自己 」(unknown self) があると考えられる。
これらを障子の格子のように図解し、格子をその四角の枠に固定されていないものとして、格子だけ移動しながら考えると、誰からもまだ知られていない自己が小さくなれば、それはフィードバックされているということであるし、公開された自己が大きくなれば、それは自己開示が進んでいるととることができる。
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株式会社ワイズリンク
代表取締役 砂田好正