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09 アイデンティティ(同一性)とは


 アメリカの心理学者・精神分析家エリックH・エリクソン(1902〜1994年。『ライフサイクル論』など)が提唱した用語。「私」を「私」たらしめ、一貫性、同一性を与えているものは何か、ということへの意識、自己確信をいう。 他者や社会によって承認され、認識される自己の同一性。平たく言い換えれば、「自分が自分である証」ということになる。自分探し、自分を見失う、自己拡散といった文脈で、キーワードとなる。
 また、セルフ・アイデンティティ(エゴ・アイデンティティ)とは、自己同一性(自我同一性)、あるいはそれがよって立つところのものという意味である。

「アイデンティティ」とは
 自己同一性(セルフ・アイデンティティ(Self Identity))は、自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念。自我同一性(じがどういつせい)ともいう。エリック・エリクソンによる用語で、青年期の発達課題を語るキーワードとなっている。

概要
 青年期は、「自分とは何か」「これからどう生きていくのか」「どんな職業についたらよいのか」「社会の中で自分なりに生きるにはどうしたらよいのか」といった問いを通して、自分自身を形成していく時期である。そして、「これこそが本当の自分だ」といった実感のことを自我同一性と呼ぶ。エリクソンによると、青年期は自我同一性を獲得するために、社会的な義務や責任を猶予されている準備期間(モラトリアム)であるという。

エリクソン自身の問題
 この概念は、エリクソン自身が、その生涯を通して自らのアイデンティティに悩んだことから、生み出されたとされている。ローレンス・J・フリードマン著『エリクソンの人生』によると、エリクソンはユダヤ系の母親の初婚の相手との間の子で金髪碧眼であり、再婚相手のドイツ人医師の風貌とは似ても似つかない容姿であった。そのために自らのアイデンティティに悩んだという。自分は誰で、どこにその存在の根を持っているのかという疑問が、彼の自らの心の探求の原点になった。

同一性拡散の問題
 自我同一性がうまく達成されないと、「自分が何者なのか、何をしたいのか分からない」という同一性拡散の危機に陥る。同一性拡散のあらわれとして、エリクソンは、対人的かかわりの失調(対人不安)、否定的同一性の選択(非行)、選択の回避と麻痺(アパシー)などをあげている。


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08 エリクソンの発達心理学

 

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